スチコン塾 商品づくりで考えるマーケティングSTP 解説

創業24年スチコン塾 大関ゆみのです
調理場の生産性向上をサポートする
専門コンサルティング会社です

本日は、厨房設備を導入して調理場の仕組みづくりを
計画する方向けにマーケティングSTPについて解説します

 

売れない・お客様が来ない悩み

この3年で外部環境が大きく変化して
消費者の購買行動が変わってきたことから

売るお店や企業も戦略を変えてきています

例えば、ドラックストアは
食品を買う店ではなかったけれども
食品比率が60%もある薬局が店舗数を
伸ばしていて
小売業だけでなく、外食や中食も
競合として意識していかないと
お客様をどんどん取られてしまいます

料理人や調理人など
プロとして料理をつくる人であれば

「おいしい料理を作れば売れる/お客様は来る」
「おいしければ売れる/お客様は来る」

このように信じている人が多いですね、

もちろん、おいしいものをつくって、売ることは
重要な要素であると思いますが
それだからといって
自分がいいと思う商品開発をやっていても
変わっていかない場合があります

売れない・お客様が来ない
どうしよう。。。

という悩みがある場合は
簡単なマーケティングを意識して
お客様にどんな商品やサービスを
提供したらいいのか考えてみるといいですよ

それではマーケティングSTPについて
解説していきます
動画でも解説しています

 

1. セグメンテーション (Segmentation)

みんなは何が好き?何に興味がある?

世の中の人はそれぞれ好きなものや興味が違います。
例えば、お菓子が好きな人もいれば
スポーツが好きな人もいます

さらに、お菓子が好きと言っても
和菓子が好き、洋菓子が好き、スナック菓子が好き
など嗜好がさまざまです

売れそうなものを開発できる人や企業は
自分たちが売ろうとしている商品やサービスに
興味を持ってくれそうな人たちをグループに分けて
商品開発を考えていく方法をとっています

このグループ分けのことを「セグメンテーション」と言います

いろいろ考えるのは面倒だなと思うかもしれませんが
一度やってみると頭の中が整理されて
商品開発の方向性が見えてきます

 

2. ターゲティング (Targeting)

買ってくれそうな人は誰か?誰に売りたい?

次に、売れそうなものを開発できる人や企業は
そのグループの中から
「この人たちに商品を買ってもらいたい!」
という人たちを選びます

例えば、食品会社なら
「ゼリーが大好きな子どもたち」や
「大人のゼリー」
「お父さんが元気になるゼリー」
など

このように、誰が選ぶのかを考え
行動してくれる人の属性を決めることを
「ターゲティング」と言います

日常的に考え方を鍛えるには
スーパーマーケットなどの店に行って
どんな人が何を買っているのか見る

自社の店舗があれば
人が何を選ぶのか見て
記録してから整理するとターゲティングが
しやすくなるかもしれません

 

3. ポジショニング (Positioning)

自分たちの商品を選ぶ理由

最後に、売れる商品を開発できる人や企業は
自分たちの商品やサービスが
他の商品よりもどんなところが特別かを考えます
そして、それをみんなに伝えます

例えば、
「このゼリーはビタミンがたっぷりで
他のゼリーよりも健康にいいんだよ!」
というふうに伝えます

お客様がこのゼリーを食べると
健康になるイメージを持てたり
この商品を選ぶ理由がわかると
買いやすくなります

これを「ポジショニング」と言います

商品をどんなふうに手にとって
選んでもらえるのか
商品を作る前にしっかりと考えて
想定しておくと組織で動きやすくなります

【まとめ】 マーケティングSTPとは 「商品やサービスを売るために どんな人に、どんな風に売るかを考える方法」です この方法で考えていくと 販売する人や企業はお客さんにぴったりの商品を 提供できるようになります

 

動画セミナー YouTubeスチコン塾

YouTubeで話してほしいこと
「売る」ことに関するご質問など
ありましたらお問い合わせフォームから
お問い合わせください

いますぐに解決したい方も
現場訪問いたします
お気楽にお問い合わせください

タイトルとURLをコピーしました