創業25年スチコン塾 大関ゆみのです
業務用厨房設備を活用する業務効率化と
食ビジネスや調理場の生産性向上をサポートする
専門コンサルティング会社です
本日は、厨房設備を導入して調理場の仕組みづくりを
計画する方向けに「業務改善」の
考え方について解説します
スチコンをこれから導入する現場の方
すでにスチコンを導入しているが
思うように経営できていない方
ご参考になれば幸いです
業務効率化とは?
簡単に言語化すると
人がやっている作業を機械に置き換えて
ムダを省くことです
スチコンを導入したけれども
使いこなしていないと感じる現場では
技術がある職人さんやシェフが
自分の技術の延長線上で機械を使っている
場合があります
多くの場合、経験やその感覚による
テクニックにより技術が成り立っているので
他の人が真似をすることが難しく
その人にとっては優位性があるかもしれませんが
調理場経営として属人的な方法に
頼っていることになるので
機械化しても使いこなせない
機械が調理場に入っただけという
状態になることが多いです
わかりやすくいうと
「経営者が考えていること」と
「調理担当者が考えていること」が
違うということです
経営者はムダを省きたい
調理担当者は技術にこだわりがある
その考え方の矛盾を統合していくことが
業務改善のキモになってきます

2025.06.06blog
図にするとこういう感じ
ということで
まずは調理場に設備投資をする経営者さんが
多いかと思います
機械を導入したら省力化できる
と考えてしまいますが
実際にはそういうふうに
いかない場合が多いですね
10年前、15年前からスチコンがありますが
・使いこなしていないという
・使い方がわからない
・同じことしかやっていない
もっと活用する方法を教えてほしい
というご相談をいただいています
スチコンを使いこなす業務効率化
新しくスチコンを導入する場合
経営者は調理のことがわからない
経営者は現場の人を大切にしている
だから調理場にすべて任せている
こういう経営方針の場合は
スチコンを導入する場合に
調理場のリーダーや担当者の負担になるので
新しい取り組みが進まないことも
起こってきます
機器を導入する前に
「みんなの業務の負担が軽くなるから」
というような抽象的な表現でなく
具体的に
機械化することにより
「どのように変わるのか」
言語化して共有した上で
最適なスチコンを選ぶといいですね
スチコン導入前のご相談もお受けします
機械を導入して、すぐに効率化をしたい方は
お気楽にご相談ください
すでにスチコンがある場合
業務効率化は
人がやっている作業を機械に置き換えて
ムダを省くことなので
経営=損益計算書であらわされる
経営に関する数値をどのように考えるのか
と、料理を作ることは別に考えましょう
美味しい料理を作る感覚や感性
に職人さんやシェフはこだわります
古くから言われている
手間暇かけた料理が美味しい
料理は愛情がこもっている
これは会社で働く人が生み出す
技術的な価値にあたるので
この感覚や感性を残したまま
スチコン(機械)に置き換えて
完全に任せて使う方法が
スチコンを使いこなす状態です
経営者の方と現場の方が
スチコンを使いこなす状態が
どのような作業や働き方なのか
明確に言語化していけると
業務改善が進みます
最近のご相談で多いこと
私たちスチコン塾は創業25年
創業時に8年間レストランで実践しました
最近のご相談で多いのが
10年前、15年前からスチコンを使っているが
限られた使い方しかできておらず
もっと活用できるのではないか
ということがあります
つまり、このことは
機械を導入しただけでは
「使いこなすこと」はできない
ということではないでしょうか
スチコンを導入する現場は法人が多いので
節税対策で設備投資することも
あるかと思われます
ただ、機械はどんどん古くなっていきますので
例えば10年使っていたら新しい機械に
入れ替えないといけなくなる場合もあり
会社に利益が出る経営状態でなければ
その同じことが続けられなくなる
ことも考えられます
スチコンがある現場なら
スチコンを使いこなす状態を確立して
経営的な付加価値を生み出す
使い方をしていくといいですね
スチコン塾では
コンサルティングを通じて
皆様の現場の業務改善をサポート
しております
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人口減社会でも経済発展する
人口減でも収益を増やす
現場作りを考えるには
いま人的資本に投資することが
必須ではないかと思います
お気楽にご相談ください
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